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PCの話や覚え書き等

Sparky Linux 7.2 32bit MinimalGUI

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32bitPCもそろそろ限界。
ほとんど処分しましたが、たった1台残したPCがございます。
それが↓
トライジェムジャパン AVERATEC AVN1140
液晶サイズ:10.1インチ
CPU;Atom N450 1.66GHz 1コア/2スレッド
メモリ:2GB
HDD:160GB
解像度:1024 x 600

OSがそれなりに動こうとも動画等はすっかり厳しい状態になりました。
ブラウザがどんどん進化し重くなって行くので致し方ありません。
今やただの32bitOS検証用になりました。

そろそろ新しいOSを入れようと言う事で入れてみました。
最初はantiXを入れようと思っていたのですが、Wifiが難しく断念。
と言う訳で次に白羽の矢を立てたのがSparky Linux 7.2 32bit MinimalGUIであります。

isoファイルのダウンロードはこちらから。
MinimalGUI i686をSourceForgeのISO imageをダウンロード。
Debianに入れてあるUnetbootinにてライブUSBを作成しました。

準備が整いインストール開始。
AVERATEC AVN1140はEASUSのPCとは違い、USBを挿して後BIOSにてBoot設定を行い起動します。
ちょっと面倒くさい。

いよいよ起動。
だがしかし。
なかなか起動しないので強制終了して再度起動。
セーフモードで起動しました。
解像度が低く見難いですが何とか動きました。

だがしかし。
Sparky Installerを起動させようとするとパスワードを求められます。
スマホにてGoogle先生に質問。
公式サイトにありました。
liveと入力する事でやっとインストールを開始しました。
極楽はぜさんの軽量リナックス Sparky Linux 7.2-OpenBox 版 をインストールしてみましたが参考になります。
最近のDebian系はほとんどCalamaresを採用しており大抵同じような感じです。

インストール後は再起動ですが、今回はライブUSBで起動しないよう程度なタイミングでUSBを引き抜きます。

無事インストールされたSparky Linux起動しました。

まずはシステムアップグレードを起動してアップデートします。
次は日本語入力です。
APTUSでも出来ますが、Synapticにてfcitx-mozcをインストール後再起動。

Firefoxが英語なのでfirefox-esr-l10n-jaを入れて日本語化。
ChromiumはAPTUSを使って入れてみましたが、言語パックが入っていなかったのでSynapticでchromium-l10nをインストール。

慣れないツール使うよりいつものSynapticが良いみたいです。

ブログを書くのにタッチパッドが邪魔なので無効化。
xinputを入れて↓のコマンドを入れる。
xinput set-int-prop "SynPS/2 Synaptics TouchPad" "Device Enabled" 8 0
↑はPCによって異なります。

/home/nao/.config/openbox/autostart.shを開き末尾にしたを記入する事で起動直後から反映する。
xinput set-int-prop "SynPS/2 Synaptics TouchPad" "Device Enabled" 8 0 &

パネルマネージャーにてパネルにランチャー登録。
スタートメニューが使いにくい。
Openboxなので右クリックでどこでもメニューが便利。

必要あるかはわからないがlinux-image-686-paeを入れる。
Sparky Linux以外は起動しなくなったのでgrub-customizerをインストールしてごにょごにょして同じPC内に入っているDebian11も起動出来るようにする。

最近は他のOSを拒絶して起動させない傾向にある。
マルチブートとかデュアルブートとかが難しくなっているので、初心者さんにはお薦め出来ない。
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Sparky Linux 6.6 32bit MinimalGUI

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Sparky Linuxに32bitのOpenboxタイプがあるのを知って導入してみたくなった。

使用したPCはEeePC 1000HA。
Atom N280 シングルコア 2スレッド。
メモリ2GBのポンコツである。
買った当初は動画とかも普通に観れたのだが、今やカクカクで厳しいポンコツになった。
今や32bitOSの検証用である。

ダウンロードはここから6.6 32bit (i686 non-pae)MinimalGUIのISO imageからダウンロード。
ミラーが2つあるがお好きな方で。

WattOSのUnetBootinにてライブUSBを作成。
1000HAへぶっ刺す。
EeePCシリーズは電源ボタンおしてから起動前にESCキーを連打するとライブUSBの起動メニューを選ぶ事が出来る。
ライブUSBが起動したら、Languageを選びエンターを押す。(選ばなくてもインストールは可)

インストール用アプリを起動させる。
最初にLanguageを選ばなくてもローケーションで日本を選ぶとインストールアプリは日本語になる。
インストールは簡単なので特に説明はしない。
YouTubeとかでSparky Linuxと検索すればインストール動画があると思う。

1000HAには他にOSがあるのでそれ以外でインストール。
以前Q4OSを入れたパーティションを削除してインストールした。

再起動するとSparky Linuxが無事起動した。
無線LAN接続後、システムアップグレードと言うツールを使用してアップデート。
パネルからメニューらしきアイコンをクリックすると全面アイコンだらけのウィンドウが起動して少々見づらい。
右クリックでメニューが出るのでまぁ良いだろう。

日本語化はされているが、文字入力はまだ出来ないのでパッケージマネージャーでibus-mozcを入れて再起動して使える。
fcitxが好きな人多いみたいだが私は何でも良い。
タッチパッド無効はxinputをインストールする。
/home/nao/.config/openbox/autostart.shをテキストエディタで開き、一番したに↓を入力すると自動的にタッチパッドは無効になる。
xinput set-prop "ETPS/2 Elantech Touchpad" --type=int --format=8 "Device Enabled" 0 &
PCによってはタッチパッド無効の方法は違ってくる。

気持ちの問題でリナックスイメージをpae版へ変更してみる。
昔はnon paeだとハイパースレッドが使えないとかあったけれど最近はあまり聞かないので問題はないのかな?

その他好きなアプリを入れて充実させる。

パネルへの登録はパネルマネージャで行う。
使っているテーマをダブルクリックしたら管理画面が起動した。
Tint2なので管理画面が起動したらLauncherで色々アプリを登録できる。

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デスクトップが少々シンプル過ぎるので見た目をいじってみる。
デスクトップマネージャーが当たってないので壁紙を変えるか、conkyを表示させる程度しか出来ない。(詳しければもっとあるのかな?)
Pcmanfmを当てるってのは無し。

デスクトップ背景はアクセサリにあるnitrogenで変更する。

conkyを導入する。
パッケージマネージャーでconkyをインストール。
/etc/conky/conky.confをホームフォルダに.conkyrcと言うなで保存。
このファイルをいじって編集する。
conkyとコマンド打てば表示されるので確認しながら行う。

今回は同じPC内にantiXが同居しているので、antiXのホーム内にある.conkyrc-luaを丸写しにして適当に編集した。
背景の透明化とか色々難しいので一から自分で作れないのだ。
ここにユーザーのサンプルがいくつか置いてあるのでダウンロードしていじってみるとかでも良いと思う。

/home/nao/.config/openbox/autostart.shをテキストで開き↓を入力して保存する。
conky -p 13 &
再起動するとConkyが表示される。
数字の部分は数字が大きくなる程表示が遅くなるので環境に応じて変える。

32bitPCはほぼ使わなくなったけれど、少しいじって面白かった。
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