メモ帳

PCの話や覚え書き等

Basix DE 3.0をOpenbox仕様にした話。

12-10-57.jpg

1015pxに入れているBasix DE 3.0
が少々重たくてフリーズする事があるのでOpenbox仕様にした。

Debian12は重いようです。
Vivobook E200HはeMMCだからか、それともやはりCPUの差なのかDebian12でも今まで通りに使用出来ていますが、1015pxでは少々荷が重いようです。

先日WattOS R13をOpenbox仕様にしたようにBasix DE 3.0もOpenboxに設定します。
少しだけWattOS R13の時とは違うので別にまとめておきます。

今回はOpenboxでログインする前に予めOpenboxのautostartを設定します。
/home/ユーザー名/.config/openboxの中にautostartと言うファイルを作成し開きます。
そこへ自動で起動させるシステムを書き込みます。
/usr/bin/lxpolkit &
lxpanel &
xfce4-power-manager &
1行目は重要な設定アプリを動かす認証システムです。
(インストールされている認証アプリがWattOSとは違います。
OSによって異なるので注意が必要です。)
2行目はLxpanelを起動させます。
3行目は電源管理です。

そしてログアウトしてOpenboxでログインします。
通常セッションの選択は上部のメニューバー的な所にあるのですが、Basix DE 3.0はユーザー名やパスワードを入力するボックス辺りにあり少々戸惑いました。

直ぐに設定等して使い始める事が出来ます。

デスクトップ背景の設定はnitrogenを使います
nitrogenをインストール。
アクセサリからnitrogenを起動し適当に拾ってきた壁紙を設定。
↓今回はBasix DE 3.0のデフォルトの壁紙を使いました。
/usr/share/backgrounds/

スタートアップへ登録します。

最初に作った設定ファイル↓
/home/ユーザー名/.config/openbox/autostart
↑のファイルを開き↓を追記。
nitrogen --restore &

ログアウトはLXDEのセッションで大丈夫とわかったのでそのままLXDEのセッションでパネルに登録します。
Lxpanelを右クリでパネルの設定→高度な設定
ログアウトのコマンドへ↓を入力。
lxde-logout

これで通常のようにシャットダウンやログアウトをLxpanelから出来ます。

cp /etc/xdg/openbox/menu.xml ~/.config/openbox
↑で右クリメニューを編集も可ですが便利にはなるけどちょっと面倒臭い。

Openboxに変えてからはフリーズはなくなった。
少しアプリの起動も早くなった気がする。
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WattOS R13をOpenbox仕様にしました。

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しばらくやらない宣言したはずですが、結局またPCいじりをしました。

先日1015PXへインストールしたWattOS R13ですが、Debianより少々重くフリーズしてしまう事があるので軽量化の為Openbox仕様にしました。

今回はLXDEで利用されているOpenboxを使いました。

まずはOpenboxでログインする為にWattOS起動後ログアウトしてOpenboxからログインするとOpenboxで起動されます。
そうする事でOpenboxがデフォで起動します。
戻す場合はまたログアウトしてLXDEで起動になります。

Openboxで起動すると何もないです。
最初は驚きますが、右クリックでメニューが出てくるのでそこからアプリを起動させます。
右クリのメニューだけでは不便なので取り敢えず元々入っているLxpanelを起動します。

右クリのメニューの一番上にあるターミナルを起動し、lxpanelと打ち込みエンターを押すとパネルが出現します。

LXDEによるスタートアップ設定は無効になる為いくつかの設定を行います。
/home/ユーザー名/.config/openboxの中にautostartと言うファイルを作成し開きます。

そこへ自動で起動させるシステムを書き込みます。
/usr/lib/policykit-1-gnome/polkit-gnome-authentication-agent-1 &
lxpanel &
xfce4-power-manager &
1行目は重要な設定アプリを動かす認証システムです。
2行目はLxpanelを起動させます。
3行目は電源管理です。

ネットワーク管理や入力メソッドは何もしなくとも普通にそのまま使えます。

ここで一旦ログアウトします。
右クリメニューの一番下ExitでOpenboxを強制終了します。

再度ログインして続きの設定を行います。
このままではシャットダウンがままならないので、Openbox用のログアウトシステムを導入します。
ここから認証システムが動作するので、Synaptic パッケージマネージャを使います。
obsessionをインストール後Lxpanelで設定すると、Openbox用のログアウトシステムを動作させる事が出来ます。
Lxpanelを右クリでパネルの設定→高度な設定
ログアウトのコマンドへ↓を入力。
/usr/bin/obsession-logout

これでLxpanelのログアウトからシャットダウン等出来る様になります。
このままではデスクトップの壁紙がなくて寂しいので、デスクトップの壁紙を設定出来る様にします。
nitrogenをインストール。
アクセサリからnitrogenを起動し適当に拾ってきた壁紙を設定。

スタートアップへ登録します。

最初に作った設定ファイル↓
/home/ユーザー名/.config/openbox/autostart
↑のファイルを開き↓を追記。
nitrogen --restore &

これで壁紙が設定出来ました。

これで大体使えるようになります。

参考までに右クリメニューの編集方法。
cp /etc/xdg/openbox/menu.xml ~/.config/openbox
↑のコマンドで編集ファイルをhomeのユーザーフォルダへ作成。
そこからファイルを開きゴニョゴニョします。
その辺はセンスで乗り切る感じ。
右クリメニュー編集しなくてもLxpanelあれば十分使えると思います。
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